ブツブツコウカン [暮らし]
その日おすそわけしたいと思った”イナホ”を、偶然その場に居合わせたuちゃんにあげた。
思いがけず、uちゃんからは”綿の花”をもらった!
隣に座った人に”貝”をあげたら、”沖縄の貝のふたとココナッツマカロン(手製の)”を。
あぁ、大好きなブツブツコウカン・・。
uちゃん曰く、「綿の花の中から種をとって、5月頃植えてみてくださいね」。
この綿のようにまっさらなuちゃんを思い、わたしも大切に育てよう。
しあわせの時間は、つながり、続いていく。
コドモの心 [キモチ]
大勢の子どもたちと過ごした時間で気づいたこと。
それは、特別な時間を過ごしたとかではなく、
時間が伸びたり縮んだりしているように感じたこと。
思えば子どものときって、そういう感じ方をしょっちゅうしていたな。
一瞬で思いもよらなかったよろこびに満ち、細胞が飛び跳ねる。
遊びの道具なんてたいして必要じゃない。
基本はいつも変わらず、自然の中(自分のそば)に、自分の中にあると思える。
そぎ落としても残っていくものは、簡単で単純なところにある。
そういうことを真ん中に置いていたい。
特別なことではなく、日常の風景のちょっと向こう側へ・・目をやれば
いきなり自由の窓がひらく。
太陽に一歩、近づくように。
ちいさな木陰 [アサノジカン]
よく花屋に入ると、いっせいにはじけるような笑い声を聞いたような錯覚を起こす。
小学校の休み時間のわんわんした音を遠くで聞いたような・・
今日の花屋には、普段の生活の中にはないまぶしいくらい明るい春色たちが勢ぞろい。
そして、やっぱり今日も話しかけられているような気がした・・。
まだ風が冷たく感じられるので、みずみずしい表情と春の生気にふわっと包まれた。
久しぶりに花を買おう、そう思うと心は弾んだ。
さて、どんな花にしよう、この時期こでまりとミモザはいいな、はなやかな色も・・
引かれたのは、店の奥まった場所に在った彼岸桜。
ごつごつした枝の重みを腕に感じながら、花屋を出た。
さっきより一段明るくみえる光の中を歩いていると、あら桜ねぇと笑ってくれた人がいて
さらに弾んだ。
ちょっとおまけに今日春を運ばせてもらえたような気がして。
覗き込むと、可憐なつぼみがふくらんでいた。
静かに。
展覧会 [コドモと]
秋の展覧会。
約一年、かかわりあってきた子どもたちとの「図工のじかん」。
その集大成の場が誕生する。
まさに今、連日展覧会場に子どもたちの作品を運んだり、並べたり、椅子や机を布でくるんだり・・
ひとりひとりのアートスペースを設けたり・・。
体育館が、グラウンドが、まるでギャラリーのように夢のような場に生まれ変わりつつある。
関わっている自分が言うのもなんだけど・・圧巻!
なかなかお目にかかれない風景である。
子どもたちの手から命を吹き込まれた”ココロのうた”や”イスにすわるオヤコ”
”2046のヒーロー”・・会場に渡した長い線路の上をのどかに”ズンズンガタゴトどこ行くの?”が
走りまわる・・そんなものたちが、息をひそめて出番を待っている。
ご興味ある方はぜひ!お越しください(場所など詳細はよろしければメールください)。
子どもたちの”ココロのうた”から、自分の中に息づく”子ども”が動き出すなんてことがあれば・・
こんなにうれしいことはありません。
この場を通じて知り合えた方と、お会いできたらうれしいです。
(わたしは、9日~11日はすべての造形フェスタに参加するので
どこかしら駆け回っているはずです)
(※展覧会は11月9、10、11、12日(9、10、11日は全校造形フェスタ開催)
今年度は小学校が80周年にあたり、12月2日まで一般公開されます)