コドモの心 [キモチ]
大勢の子どもたちと過ごした時間で気づいたこと。
それは、特別な時間を過ごしたとかではなく、
時間が伸びたり縮んだりしているように感じたこと。
思えば子どものときって、そういう感じ方をしょっちゅうしていたな。
一瞬で思いもよらなかったよろこびに満ち、細胞が飛び跳ねる。
遊びの道具なんてたいして必要じゃない。
基本はいつも変わらず、自然の中(自分のそば)に、自分の中にあると思える。
そぎ落としても残っていくものは、簡単で単純なところにある。
そういうことを真ん中に置いていたい。
特別なことではなく、日常の風景のちょっと向こう側へ・・目をやれば
いきなり自由の窓がひらく。
太陽に一歩、近づくように。