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かわらない [暮らし]

ビデオデッキが壊れ、テレビが壊れ、ついに冷蔵庫が壊れてしまった。

なきゃないでどうにでもなるさ、と格好良く言い放ちたいが、
この暑い最中そうともいかず・・

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一昨日深夜、ご近所のみなさんが寝静まった頃、こっそり屋根にのぼった。
しばらく寝ころがって星をみた。
ちょっと屋根に上っただけで目に映る景色、感覚はずいぶんとちがう。

おにぎりと麦茶をほおばったり、眠いのをこらえきれなくてしばしうとうとしたり・・
はっと目が覚め、偶然、横に流れる星を「みた?!」と確認しあったり・・。

そんな風にしていたら、子どもの頃、ただの好奇心のカタマリだった頃のことを瞬時に思い出した。

玄関からちょっと庭先に布団を持ち出して、兄と一緒に月と星の観察をしたとき、
日常とはまったくかけ離れた世界があった。
深夜の世界が存在するなんてしらなかった。
ただ胸は高鳴るばかり・・。

ちょっとした冒険。
だけど、今回は格別に発見と勇気が強くのこった。

日々そりゃ色々あるけど・・、でも、たいしたことないさ。。


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土のにおい [暮らし]

週末、久しぶりに家でたっぷり過ごすと決めた。
ずっと気にかかっていた植え替えのチャンス!
土曜の朝、土や敷石、プランター、植え替え用の鉢などを求めに行く。

お店の方に土のことでちょっと質問してみたら、期待した以上のずっとうれしいアドバイスを
いただく(しかも必要最小限の会話で)。
すばらしい・・。
言葉数少なに、必要なことは的確に(翌朝、また行った)。
どういう場で働いていても、こういう人の存在は大事だな・・
こういう場面で信頼を寄せられる人に出会えたことは幸運だ。

植え替えは毎年やってはいるものの、今年はちゃんとすべてやることにした。
ちょっとした時にいただいたハーブ(水に挿していたら根がついたもの)や種がとれたルッコラ、
先日Uちゃんからわけてもらった和棉の種、オクラとトマトの種もまいた。
気づいたら、いつの間にか鉢やプランターはあわせて二十以上になっていた。

結婚を機に仲間入りしたオリーブの木もそろそろ10年を迎える。
オリーブの木に関して、そのお店の女性からちょっと楽しみな提案を。
オリーブの鉢の表面に、すっかりたくましく育ちすぎたアイビーを植え替え、一年草の花の種を
ぱらぱらまいてみたら、と。
オリーブは(葉が茂らないので)アイビーのおかげで暑さからしのげるし、
花も咲いてみんな共存でき、楽しめるということ。
それならばと、早速やってみた。
花は、ハーブの種類の一年草の種をまいた。
ちいさい淡い青色の花が咲くそう。
葉は料理やお茶にもできるらしい。

たっぷり丸二日間、ひさしぶりに土の匂いとふかふかした感触をあじわいながら
植え替えを楽しんだ。
陽にはやけるし、翌日の筋肉痛っていったらないけれど、この充実感はなんだろう・・。
自分の細胞が喜んでる感じがする。

10匹だったメダカも第四世代、ミナミヌマエビも第三世代が次々誕生し、
何の気なしにほうりこんだ水草も白く可憐な花を4つも咲かせている。
こんなとき、命あるものについてしみじみ感じ入る。
人から分けていただいた種が発芽し、また誰かの手にぽんと手渡せる日がくるといいな。

それにしても、芽が出ないかな・・あ、ひょっとしたら出てるかも・・と気もそぞろでまったく落ち着かない。
ついふらふら~と何度も見に行ってしまう。
サツキやメイの心もち・・

あぁ、いっそのこと土壌がほしい。。


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そして、ひと月。 [暮らし]

旅に出る前、ベランダで咲いていた鉢植えの花をほうっておけず、
思いきってさんりん切って、丈の低いびんに挿しておいた。
今、花は枯れるどころか、ますます大きくふくらむようで、花の白が桃へと滲んで染まっていった。

こんどは、いちりんの花のもつじかんを、旅する。



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ブツブツコウカン [暮らし]

その日おすそわけしたいと思った”イナホ”を、偶然その場に居合わせたuちゃんにあげた。
思いがけず、uちゃんからは”綿の花”をもらった!

隣に座った人に”貝”をあげたら、”沖縄の貝のふたとココナッツマカロン(手製の)”を。
あぁ、大好きなブツブツコウカン・・。

uちゃん曰く、「綿の花の中から種をとって、5月頃植えてみてくださいね」。
この綿のようにまっさらなuちゃんを思い、わたしも大切に育てよう。

しあわせの時間は、つながり、続いていく。



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歩く [暮らし]

ちょっとおつかいに、

髪を切りに、

人に会いに、

風を感じて

ただひたすら歩く・・

そのうち、カラダの奥深くまで風が舞い込んで
あたらしいリズムをもちはじめたことに気づく






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届いたもの [暮らし]

思わず、心が弾んだ一日。


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ナツヤスミメモ [暮らし]

実家にて。

庭の葉陰は蝉の抜け殻の宝庫。
あちこちに鈴なり。

初夏漬けた梅干の様子を見ながら母に教わること多し。
それにしても、庭の梅の実の何と大きいことよ!

梅酒に漬けてあった年代モノの青梅をついぱくぱくっと食べ、よっぱらう。

九州にいる母の義姉(現在難病で入院中)からの電話でしみじみ話をする。
はじめて声を聞くのに、ふしぎなナツカシさを覚える。

洗濯もの取り込み中、縁側でうたた寝。

変わらないシルエットで丁寧に洗濯ものをたたむ母。
いつの間にかかけられたタオルケットにしらんふりするわたし。

出掛けるたび、玄関で掛けられる声。
「車に気をつけなさい」。
ハッと子どもにもどる瞬間。

守られているのはいつも自分の方だと気づく。

父がレコード盤に針をおろすのをじっとみる。
ブツッ・・プツンと時折入る音に聴き入る。

父と夫の誕生会。

ケーキの火を消して・・

暑かったナツヤスミが終わった。


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タマゴの惨劇 [暮らし]

夜遅く、夫がラーメンを食べたいと言うので、
以前テレビで見た”簡単卵の作り方”を試したい、と口にした。
(ガラスコップに生卵を入れ電子レンジで1分チンするとほどなく出来上がるとか・・←おぼろげの記憶)

ラーメンに卵という組み合わせに難色を示しつつ(夜中だから)、
一瞬本能が察知したのか・・めずらしく渋々ながらの了承・・。

一方、ウキウキのわたしはチンした”成功らしくみえるタマゴ”を、
夫のラーメンの上にそっと乗せる。

夫が口を近づけ、まさに卵を口に入れようとした途端、
バンッ!!!
爆発音がし、気がついたらあたりは一面飛び散ったタマゴとラーメンだらけ・・。

!!ナ、ナニゴト?!!

夫はなにやら口元を押さえて固まり、目には涙を浮かべている。

よく状況が飲み込めないながらも、思わずその光景にブーーッとふき出してしまった・・。
(夫はてっきり音に驚いたんだと思った・・)

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・・冷静に話し始める夫(口元をタオルで冷やしながら・・)。

夫   「ホントにちゃんとテレビでやったとおりだったの・・?」
わたし 「うん・・・・(反省しつつ・・)
     あれ・・?!ちょっと待てよ・・ゆで卵じゃなかったかも・・
     炒り卵だったかな・・最初に割り箸で混ぜ合わせてたような気がしてきた・・」
夫    「・・・・・やっぱりな」

どうやら、卵は白身が先に固まり、あとから黄身の温度が上昇しゆっくり固まるらしい。
ということは、白身が先に固まるから卵の大きさはその時決定する。
まだ中で固まっていない黄身は膨張したくても膨張できない。
その状態から、白身を箸や口などで割ろうとするから、自由になった黄身が激しく飛び出す・・。
温度差がもたらした不幸・・(←いや、わたしか・・)。

それにしても、もしウチにちいさな子どもが居たらえらいことだったな・・。
バカ親ということだけではすまないだろう・・。

見事飛び散ったタマゴとラーメンだらけだった部屋は後片付けしたらきれいになったが、
翌朝、夫の唇はちょっとした火傷で腫れて赤黒くなっていた。
(かさぶたが取れるまで時間がかかったがもう元通りに)

笑ったりして、すまんかったね。


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あたらしく [暮らし]

昨夜から仲間入りした「ミナミヌマエビ」。
オトナのエビ5匹、赤ちゃんエビ6~7匹。

このエビがすごいと思ったのは色が変化すること。
最初に見たときは透明だったのに、
水盤に移したら透明なカラダはだんだんと青や緑に変化していった。
きれい・・。
どんなにちいさくみえる命にも生態の不思議、命をつなぐための工夫があるものだな。

エビの静かでこまやかな動き、ちっちゃくて丸い黒い目、見ていてちっとも飽きない。
早速、オトナのエビを1匹メダカのいる水盤へ。

なんの戸惑いもなく、今ある状況をそのまま受け入れるように
水盤についていた藻や苔、水垢などをせっせと静かに食べはじめた。

お掃除までしてくれる強い味方!
たよりになりそうだ。


水を対流させた方がよいとのことで”ブクブク”も入れてみた。

片時も離れないエビがいる・・。
ジャグジー天国?!


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