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薔薇いろの雲。 [空を見上げて]

一日を終え

やりきれない感情のときほど

薔薇いろの雲はせつないほどかがやいてみえる


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光の雨 [空を見上げて]

気づいたら

すみずみにまで届けられていた

突き抜けた空の温度

あたたかさも

ちゃんと。


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夕闇に包まれる。 [空を見上げて]

どこまでもおおらかでやさしい翼、

グ・・ンと伸びやかにしならせて
羽ばたきたい


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空を見あげて。 [空を見上げて]

朝、久しぶりの青空が広がった。

自分の家をしばらくかまえなかった。

というわけで、無性に掃除をしたくなった。
朝、窓という窓をぜんぶ開け放って、埃と塵をはたきで落とし、
片っ端から、至るところをぞうきんがけした。

風が通る。
秋の青い空、
秋の陽射し、
秋の風、
わたしの心も、胸いっぱいにふくらんだ。

掃除をしながら、無心なようで、頭にはいろんなここ最近のことが巡り巡っていた。

モノにもなんらかの意図がありそう・・。

以前からふとした時に感じてはいたけれど、
掃除をしていて、今日ずっと感じていた。

テレビも、棚も、窓も、絵も、本も、コップも、
埃を落として、みずみずしくなって、視界が広がって、あかるくなって、
ぐんと力を帯びたように。

こんな風に、モノの表情が見えたとき、
いつも、モノにもひとつひとつイノチが宿っていると思う。

ちいさい頃からずっと手放せずに持っていたものが、
あるとき、気になって仕方ないということがある。
頭に思い浮かんで離れないというか、まるで話しかけてきているような・・

いつだったか、手に入れたふたつのちいさな鈴。
いつか、必要な人と出会ったら渡そう、そう思っていた魔法の鈴。
わたしにとってはいつしかお守りのような存在。
友だちに「これ、いいね」と言われても、(あげるのは簡単なことだが)
何となく誰にも渡せずにいた。
そのひとつを、ある人に渡した。
もしかしたら、この日のために今まで自分が持っていたのかもしれないと思えて。
簡単なようにみえて、簡単ではなかったこと。

偶然か、必然か。

ただ、日々淡々とある日常を生きているだけ。
そこに、ある時バッタリ必要とする人やモノに出会えることは
自然なことのようであり、でも、やはり奇跡のようにも感じてしまう。

自分が日々感じる些細なことでおそらくまた変化し続ける自分、
そのちいさな重なりにアンテナが感じ取って近づける人、モノには
目に見えない大きな力が働いているようだ。

何はともあれ、こういう偶然の散らばりのひとつに気がつける自分がいてくれてよかった、
と、今、心は大きくふくらんでいる。


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空のいちにち。 [空を見上げて]

さあ、みんな ならんで、ならんで

いっしょに、力づよく、歩いていこう!

おいてけぼりにならないように・・
ちゃんと、待ってるから。

ゆうぐれの時間には、

今日いちにちのたくさんの思いを

いろんなイロで自由に染めて。

そうしたら そろそろお家にかえろう。

また、あした。


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ちいさなてんてん [空を見上げて]


めについたてんてんを、ずっとおいかけて


まだまだ・・ずっと・・


そうしたら、


目のまえには、しんじられないくらいすばらしい光景がただひろびろとひろがっていた。


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さざなみ [空を見上げて]




偶然 生みだされたこの感情

ぐわぁっと両手いっぱいにかきあつめたい衝動に駆られたり
ふぅっとふきちらしてみたいと思ったり
じぶんの足あとをつけて歩いてみたいと思ったり

ただ
この流れを
行方を
じっと見守っていようと思ったり・・

どれも、わたしのこころ


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天高く、九月一日。 [空を見上げて]




出逢い



飛翔



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こんな雨ふりの日には・・・ [空を見上げて]

朝から、ずっと雨ふり。
いや、もう今は雨ふりなんてものじゃない。
窓にたたきつけるような激しい水のかたまりのようなモノ。

窓にあたる雨の音にずっと耳をすましていた。(ひまじん)
ぴちゃん・・ぴちゃー
ばしゃーべしゃー
どしゃーざぁー・・ざぁーざぁーー・・・
ざぁーざぁーざぁあああーーーーー(このあたりが実にキモチよくて好き~)

風の強さに合わせて音が変わる。
リズムも変わる。
音なのに響いてくるとき、水の重さまで感じる。

だんだんたのしくなってきた。
なんか雨の絵でも描いてみようかな~・・そんな気分にさえなる(笑)
雨の日に家にいるときは、音楽をかけるのが好きだけど、
今日はもったいないから、雨の音をずっと聴いていよう。

海できいた波の音を思い出した。
海辺でねそべって聞く波の音は意外に大きい。
むかし、浜辺で聴いてみようなんてウォークマンを持っていったことがあるが、
海辺で音楽なんて聴いてられない。
もったいない気がするし、かえって気が散るのだ。
それに、波の音はけっこううるさい。

ザブーン・・ザブーン・・ザザザ・・・ザブーーーン・・・
こういう抑揚のあるリズムって、なんでこんなに安心するんだろうな。
赤ちゃんがおなかの中でずっ~と耳にしてきたおかあさん自身の音、
心臓の音、血液の流れる音・・

雨の日には、よく雨が降っているのを眺める。
わたしは目がいいので昔からのくせだ。
雨のひと粒ひと粒の水のたまをとらえようと一生懸命目をこらして。
雨の粒が空から落ちてくる瞬間とか、
地面につくまでの間に雨の姿がみえると、それだけですごくうれしくなる。

今、目の前の視界はあまりの風の強さで、もう水をかけているみたい。
水煙。
煙って、窓に映る景色もどんどん流れてく。
景色が泣いてるみたいに、気持ちいいくらい勢いよく流れてく。

屋根、壁、空、道、遠くの病院、もっと遠くのビル、神社、森、
ぜんぶの色と形が混ざりあってく。
緑、グレー、茶、ベージュ、黄、鮮やかなブルーシートの青、
混ざったら、みんな白っぽくなった。
こうしてみると、家や道や空なんてもともとなかったみたい。


今、空の上はどうなってるんだろう。
飛行機からみわたす空や雲はいつも神々しく、何もかも乗り越えたような穏やかさだ。

雨が降った後には、雨上がり独特のあかるさがある。
晴れる前ぶれのようなあかるさが。
このあかるさはやがてやってくる。


そうそう、こんな雨の日には、読書もちょうどいい。

まずは、これから、手紙を二通書いて、それから本をゆっくり読もう。


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